南無大聖歓喜双身天王
さて、どこからお聖天様のお話をしたらいいのか・・・。
今、お聖天様の記事を書こうと思い、思いをはせると涙が出てきてしまいます。
私の嫁いだ主人の家族はお酒が好き、ギャンブルが好き、お金はあるだけ使う。
そんな家族でした。
結婚して、調子のよい時は離婚をさせないように口八丁でだらしない事を怒られるとうわべで謝るような主人でした。
子供が出来て、逃げられなくなると横柄な態度が始まり、ゲーム依存が加速し、怒っても歯も磨かないしお風呂にも入らない。
ハイハイする娘が誤飲をしないように娘が動き出す前に主人の散らかしたものを片付けることから朝は始まりました。
それでも二度、寝かせてほしいと主人におねがいしたことがありました。
一度目は娘がベットから落ちて鳴き声で私が飛び起きる。
二度目は娘が同居している主人のおばあさんの部屋でなにか口から(正露丸)みたいなにおいがして大きな病院で胃洗浄をしたこともあります。
反省の様子のない主人に病院の先生が大きな声で「こうゆうことがあるってことはどれだけ赤ん坊に負担がかかるのか!気を付けられない人はまたやるんだよ!」と怒鳴りました。
表情をみると、反省してないわ・・・という表情。
この時、娘を守ろうと「絶対主人に子守を任せない」とちかったのでした。
自転車の練習を私が娘にして、少し乗れるようになったと報告すると張り切りだし。
怪我が危ないのでズボンをはかせろと言ったのに、大丈夫といって出ていき、足を沢山切った状態で戻ってきました。
怒る私に娘が主人をかばったり・・・。
そうですね、めちゃくちゃな一家から逃げられない状態の私は何度目かの一家の借金を抱え、子供の面倒を見させることが出来ない家族の食事や掃除の面倒をみるなかで、高学年になった娘が学校に行っている間にまかないの仕事を始めた頃でした。
[HONKOWA」という雑誌でお聖天様のお話が出てきました。
幼少期からどうにもならない状況でどんどん苦労をかせられている状態の私が助けを求められるのは家族ではなく、神仏だけでした。
ものすごく力がある仏様であるお聖天様はなんでも願いをかなえて下さる。
お聖天様のおこす不思議な事例の漫画でした。
お聖天様を知って通える場所にお聖天様はいらっしゃらないのか探しました。
だけど、目に見えないものを嫌う主人の手前、お聖天様を知ってからも1年ほどお寺にいくことを悩みました。
その頃は、娘の雑費にかかるお金と一家の食費と日用品は私の稼ぎでまかなっていました。
なのに、カード会社から電話が来たり、娘の給食費が落ちませんでしたと手紙が来たり。
おかしい、家のローンと光熱費と借金返済しか主人の支払うものはないのに・・・。
結局ふたを開けてみたら、浮気をしていたり、お金は結局なにかに使い込んでたようでした。
借金苦で死にたいとつぶやく主人に私は「もっと働く時間増やすから」そういって家族を守ろうとしました。
お聖天様に助けを求めよう・・・。固く決心してお寺に伺いました。
最初に引いたおみくじは「この人は苦労おおき人生」
そんな文面だった気がしました。
その瞬間、苦労をわかってもらえたんだ、受け入れてもらえたんだと自分の中でお寺通いを決心した瞬間でした。
今思うことは、必死にすがれば、邪な願いではないかぎり必死に助けてくださる仏さまです。
頭が下がるだけの思いです。
いつも感謝の思いしかありません。
私を救ってくださった優しい仏様。
南無大聖歓喜双身天王様 いつもありがとうございます。
話が長くなりました。
お聖天様に導かれてここまで来た道のりはまた別の記事で・・・。