アマゾンプライムで久々に「黄泉がえり」をみました。
2003年の映画だから21年前ですね。
亡くなった人と生きている人が「会いたい」という気持ちが通じ合うと
3週間だけ亡くなった人が生前の姿を取り戻し、会いに来る。
恋人、親子、兄弟、様々な愛する人がひとつの地域で蘇りはじめるという分類でいえばSFというよりはファンタジーでしょうか?
公開当時、この映画がどうしても見たいと思い、旦那さんと見に行きました。
旦那さんはゲーム依存症で、朝方までゲームを常にするような人でして、映画を見に行っても途中で必ず寝る人でした。
そんな彼に私はいつも無理やりつき合わせているような複雑な思いの映画鑑賞でした。
上映途中相変わらず寝ていましたが、私はこの映画を見て「命は限りがある、後悔しないように大切な人を大事にしよう。」
そんな感想を持った記憶があります。
主題歌の柴崎コウさん演じるRUIが歌う主題歌もものすごく好きでした。
「逢いたい…」と思う気持ちは
そっと 今、願いになる
哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく
下弦の月が 謡(うた)う
永遠に続く愛を…
もうすぐ主人の命日ですが、正直に言うと「逢いたい。」
そうやっぱり思ってしまう。
主人の冥福を祈る気持ちは嘘ではないけれど、やはり逢いたいと思う自分がいる。
主人と3週間一緒に過ごす時間をもらえたとしたら。
どんな話をするのだろう?
そうだな、ずーーと思っている一番聞きたいことは
「少しだけでも、私の事、愛していましたか?」